こんにちは。
学校の保護者会はオンラインが嬉しい!ゆみ子です。
オンライン家庭教師を検討しているあなた、こんな風に思っていませんか?
- 子どもがオンライン授業に集中できるかな…
- 上手にやり取りをするためにはどうしたらいい?
時間と場所を選ばないメリットはあっても、肝心の勉強に身が入らなかったら…と思うと不安になりますよね。
そこで今回は、子どもがオンライン授業に集中できない原因と対応策をお伝えします。
最後に我が家が行ったオンライン授業の環境づくり失敗例&成功例をご紹介します。
リアルな経験談、参考にしていただけたら嬉しいです。
間抜けで恥ずかしいお話もありますが…笑ってください。
それでは、いきましょう!
なぜ、オンライン授業に集中できないのか?
子どもがオンライン授業に集中できない3つの理由はこちらです。
- 没入感が無い
- 誘惑を断ち切れない
- シンプルに授業が分かりづらい
それでは、それぞれ細かく解説していきます!
没入感が無い
オンライン授業の課題の1つは「没入感が欠如しやすいこと」です。
没入感とは…
映像や音に熱中して、まるでその世界に入ったような感覚のことを指します。
没入感が高いというのは、その世界に入り込んでいる。反対に没入感が低いとは、その世界に入り込めていないということになります。
引用元:ビジネス向けVRメディア VRtips
つまり、周りが気にならないほど集中している状態とも言えます。
実際の教室では、先生と物理的な距離や空間を共有します。
目や耳から入ってくる情報だけではなく、先生の空気感も直接感じ取ることができます。
特に意識しなくても、自然と授業に集中しやすい環境です。
しかし、画面越しの学習では同じ時間を共有している感覚をつかみにくい。
先生の存在感も、実際の教室と比べると希薄になりがち。
没入感を得にくい環境です。
せっかく集中していても、
- 家族の話し声や激しい足音
- 近所の騒音
など、授業とは関係のない音や刺激で集中が途切れてしまうことも…。
授業に集中できるよう、周囲の協力が大切です!
誘惑を断ち切れない
家には想像以上に多くの誘惑が潜んでいます…!
- スマートフォンの通知
- 家族や兄弟の話し声
- 好きなゲームや漫画の気配
など、集中を妨げる要素が多く存在します。
例え授業中でも、視界に読みかけの漫画があったら、気になって集中できませんよね。
教室という管理された環境とは違い、誘惑から自分自身を守る必要があります。
子ども部屋は好きなもの=誘惑の宝庫です…!
シンプルに授業が分かりづらい
対面授業では当たり前にできていた「分からないところをすぐに質問する」といったコミュニケーションが取りづらく、理解が進まないまま授業が進んでしまうケースも少なくありません。
オンライン授業特有の指導方法に慣れない先生も。
音声の遅延や画質の悪さ、通信環境の不安定さなどにより、先生の説明が聞き取りにくかったり、板書が見づらかったりすることがあります。
”わからない⇒楽しくない”に繋がり、集中力が下がる原因になります。
オンライン授業に集中するための工夫
オンライン授業に集中するための工夫を3つご紹介します。
- イヤホンやヘッドホンを使用する
- 勉強だけする空間を作る
- 積極的な質問を心がける
なぜ集中できるのか、1つずつ解説します!
イヤホンやヘッドホンを使用する
授業に集中するために最も簡単&効果的な方法の1つが、イヤホンまたはヘッドホンの使用です。
特にノイズキャンセリング機能付きのものを使用すると、家族の話し声やテレビの音など、周囲の雑音を大幅に軽減することができます。
また、先生の声がクリアに聞こえることで、授業内容の理解も進みます。
声を発する機会が多いオンライン授業では、マイク付きのものを選びましょう。
雑音をシャットアウトして、授業の音声に集中できます!
勉強だけする空間を作る
「オンライン授業はここで受ける」と決めます。
スマートフォンやゲーム、漫画など、誘惑してくるものは一切視界に入らない環境を作ります。
学習道具も必要最低限のものに絞り、授業に関係ない参考書や問題集も移動すると効果的です。
余計な情報を避け、授業に没入しやすい環境を目指します!
積極的な質問を心がける
受け身になりがちなオンライン授業。
積極的に質問して、授業に参加している意識を高めましょう。
先生が話していて声を出しづらいときも、チャットを使えばすぐに質問できます。
オンラインならではの利点です。
テキストでのコミュニケーションは自分の考えの整理にもつながり、授業の理解も深まります。
質問することで先生と話す機会が増えます。
「先生と話してたら、あっという間に終わっちゃった…!」
というくらい、楽しく没入して過ごせる時間になるかもしれません。
質問力を意識すると、緊張感も生まれます!
【オンライン授業の環境づくり】我が家の失敗例&成功例
オンライン授業に集中するための対応策、イメージできましたか?
どれも少し気を付ければクリアできそうな項目だったかと思います。
とはいえ、わかっていても失敗してしまうことも…。
リアルな受講風景の参考に、我が家の失敗談と成功例をお伝えします。
失敗例
信じられないほど、間抜けでお恥ずかしい話です。
授業1分前に準備開始
すきま時間を縫って、授業の度に予約を繰り返していた我が家。
ギリギリまでご飯を食べて、危うく授業を欠席しかけたことがありました。
予約を思い出した時には、授業開始1分前!
慌ててパソコンを立ち上げ、何とか授業開始に間に合わせました。
すんなり接続できて授業自体は滞りなく進みましたが、息子は気持ちの切り替えができないまま授業を受けることに…。
慌ただしい準備は、授業への集中力を著しく低下させます。
教材の準備が間に合わず授業の途中で探し物をしてしまい、時間を無駄にするケースも考えられます。
- 授業スケジュールの把握
- 余裕を持った準備
日程変更も柔軟に対応してくれるオンライン家庭教師だからこそ、注意が必要です。
イヤホンにマイクが無い
息子から授業直前に「イヤホンを使いたい」とリクエストされました。
何も確認せず、とりあえず渡した有線イヤホン。
実はマイクが付いていませんでした…!
当たり前ですが、音声のみのイヤホンでは先生と会話することができません。
授業開始と同時に息子からヘルプを求められ、慌てて対処することに。
そんなに古いイヤホンだったの⁉
先生にお見苦しい姿(すっぴん)を見せた上、大事な授業スタートのタイミングに邪魔してしまいました。
- 新しい機器を使うときはテストする
- トラブル対処のために親も待機する(きちんとした格好で)
何をするにも、事前準備は大切ですね…。
成功例
ここからは名誉挽回!とばかりに、ちょっとうまくいった話です。
「どこが分からないのか?」を添えて教材データを事前共有
授業の度に、教えて欲しい問題をデータで送信していた我が家。
丸つけした解答用紙だけでなく、「どこが分からないのか?」をメモした付箋も一緒に送っていました。
先生に的確なサポートをしていただけました!
躓きそうな箇所や特に質問したい部分をまとめて先生に共有することで、効率的な学習が可能になりました。
先生としても、事前に準備ができて良かったのでは?と思っています。
息子自身も、教えて欲しい箇所を自分で考える時間を持つことで、授業への意欲も高まったように思います。
- わからないところ
- 不安なところ
- 勉強の進め方の相談
などを教材データに添えて送信してみましょう。
授業中に話をまとめて質問することが難しいお子さんも、落ち着いて自分の考えを伝えられます。
先生を変えてみる
「理系は〇〇先生、文系は△△先生」と、教科によって依頼する先生をほぼ確定させていた我が家。
しかし授業の度に予約するスタイルだったため、希望の日時にいつもの先生を予約できない日がありました。
どうしてもすぐに教えて欲しい課題があったため、他の先生にお願いすることに。
授業後、息子の反応がいつもと違い驚きました。
「関西弁でノリが良かった!」「いつもの先生もいいけど、こんな授業も楽しい!」
失礼ながら仕方なくお願いした先生でしたが、息子にとってはいい刺激になったようです。
教え方のスタイルや話し方の違いを楽しめました!
「ひとりの先生にしっかり見て欲しい」と思っていましたが、先生を変えるメリットに気付きました。
先生の変更が比較的簡単にできることは、オンライン授業のメリットの1つです。
- 相性のいい先生から長期的に指導を受ける
- 色々な先生から指導を受け、多くの知識を吸収する
オンライン家庭教師であれば、どちらも実現可能です。
まずは集中してオンライン授業を受けられる環境を整えよう
オンライン授業での学習を成功させるカギは、適切な環境づくりにあります。
- イヤホンやヘッドホンを使用する
- 勉強だけする空間を作る
- 積極的な質問を心がける
今回ご紹介した3つの対応策を参考に、あなたのご家庭なりの準備を進めてみてください。